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歯磨きで磨ききれず、歯垢が原因で発症します。
子どもの歯肉炎で最も多いのがこの歯肉炎です。

ある程度の初期症状は、丁寧に歯磨きを行い、歯垢や歯石を取り除くことで多くの場合早期に治癒します。
ただし、長い期間そのままで放置をし続けると重症化することもあります。
また、口呼吸の癖があるお子さまの場合は口が乾燥して唾液の分泌が減り、歯垢が溜まりやすいので歯肉炎が治りにくいです。

症状問わず、早期治療が非常に重要ですので、お早めに受診してください。

萌出性歯肉炎の原因も歯垢です。
また歯並びが悪いと歯磨きで磨き残しがあり歯肉炎になることがあります。

また、永久歯が生える時に歯茎に炎症が一時的に起こる症状です。
奥歯に症状がよく見られることがありますが、歯が生え揃うと治りやすいです。
痛みや炎症が激しい場合には、うがい薬で消毒したり、痛み止めなど投薬処理を行う場合があります。

思春期性歯肉炎は、女性ホルモンのバランスが崩れて起こる歯肉炎です。
思春期のホルモン変化により、歯肉炎が起こりやすくなります。

主な原因は、歯垢によるものなので、日々の歯磨きの改善、生活習慣の見直しなどを行うことをおすすめします。

前歯と第一大臼歯周辺に多く症状が見られます。

歯を支えている歯槽骨が急速に吸収され、歯周ポケットが深くなったり、歯が移動するなどの症状が一般的です。

比較的若い年齢で顎の骨が減ってしまうため、早期発見・治療を行ってください。

日々の定期検診、予防治療が重要です。