お役立ちノート

~笑気麻酔について~

こんにちは😊

7月に入りました!!

最近暑くなってきましたね🥵熱中症には気を付けましょう💦

 

小児歯科ではムシ歯などの治療時に麻酔を用いることがあります。

麻酔にはさまざまな種類があり、その1つが今回紹介する

笑気麻酔”です。

 

小児歯科での治療時に使用される笑気麻酔の概要や安全性、使用手順などについて説明していきたいと思います!!

 

笑気麻酔の概要

小児歯科で使用されることのある笑気麻酔は、亜酸化窒素からなる笑気ガスを吸い込むことで、緊張や恐怖心が和らぎ、リラックスした状態で治療を受けられるというものです。

嘔吐反射(オエッとなるの)を抑制する効果もあります。

 

名前の通り、気持ちよくて思わず笑顔になってしまうのが特徴です。

小児の中には、歯科治療に対する恐怖心やトラウマを持つ子も多いです。

 

また注射で行う麻酔が苦手という小児も多いですが、笑気麻酔自体は注射を使用するものではありませんので、小児の歯科治療には非常に向いていると言えます。

 

笑気麻酔の安全性について

小児歯科で使用する笑気麻酔は、笑気ガスという気体を用いて施すものです。

安全性について不安を感じる親御さんもいるかと思いますが、心配は無用です。

 

笑気麻酔には毒性がないため、副作用もほとんど存在しません。

 

一般的に体内に入った薬剤の多くは肝臓で分解されるため、こちらが負担となることもありますが、笑気ガスは分解されず、速やかに体外に排出されます。

また副作用が少ないだけでなく、使用後の回復が早いのも特徴です。

 

笑気麻酔の使用手順

小児歯科で笑気麻酔を使用する際は一般的に以下のような手順で行われます。

●治療台に横になる

●鼻マスクをかけ、鼻から酸素を規則正しく吸う

●笑気ガスの濃度を徐々に上げながら、適度な鎮静状態にする

●吸収したまま治療を開始する

●鎮静が深くなりすぎないようにコントロールする

●治療後、15分程安静にする

 

小児歯科で用いる笑気麻酔は全身麻酔などと違って意識を失ったり、眠ってしまったりすることもありません。

 

笑気麻酔が使えない方

笑気麻酔が向いてない方は、以下のような方です。

●鼻から笑気を吸うため、アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まっている方は使えません

●喘息等の呼吸器疾患のある人

●体内に閉鎖腔のある病気(中耳炎、腸閉塞、気胸、ブラと呼ばれる肺の閉鎖腔)を持っている人

 

 

恐怖や不安が強く、歯の治療が心配なお子様が居たら笑気麻酔という軽いリラックス状態を作り出す吸入式の麻酔がありますので、気になる方が居ましたらスタッフにご相談ください😊

 

 

 

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