小児矯正
小児矯正について
成長に合わせた治療をご提案
小児矯正では、お子さまの成長に合わせて歯を正しい位置に合わせていきます。
そのため、無理な抜歯をせずに治療できることもあります。
使用する矯正装置は、お子さまの歯の状態に合わせた最適なものをご提案します。
小児矯正のメリット・デメリット
メリット
- 抜歯をせずに治療できる可能性がある
- 大人になってから矯正を行うよりも美しい歯並びが期待できる
- 思春期をきれいな歯並びで迎えることができる
- 将来の口内トラブル(虫歯や歯周病)の予防につながる
- コストを抑えやすい
デメリット
- 治療の開始時期など歯並びや生え変わり、顎の状態などから10歳後半ごろまで経過観察が必要になることがある。
- 一時的に歯並びが悪くなる(顎の成長に合わせて治療するため)
- 骨格的な問題がある場合は、大人になってから再度治療が必要になることがある。
- お子さま自身で装着する装置を使用する場合には、本人のモチベーションが重要。
- 矯正治療の方法によっては磨き残しなどが増え、虫歯になりやすいことがある。
当院が取り扱う材質について
床矯正
床矯正とは、取り外しができる入れ歯のような装置を使用した矯正治療法です。
通常よりも費用は安く、取り外しができるためお子さまにとってのストレスが比較的少ないため、オススメです。
多くのお子さまは5〜8歳ごろになると使いはじめます。
矯正装置は数十種類ほどあり、お子さまに合わせて最適なものを選びます。
床矯正による治療法
床矯正は、一日に12〜20時間ほど装着することで成長が悪い顎を大きくしたり歯を動かします。
定期的に装置のネジを回していくことが必要になり、お子さまによって治療期間は変わります。
プレオルソ
プレオルソとは、子どもの矯正治療のために開発されたマウスピース型の矯正装置です。
ポリウレタンを使用した柔らかい素材でできており、装着感が非常に良いことから、比較的ストレスなく使用することができます。
筋機能トレーニングをかねた装置となっていて「お口 ポカン」の口腔機能の低下したお子さまにも効果的な装置となります。
取り外しのしやすさや歯を抜かないこと、夜間のみの装着、痛みがほとんどないことから、プレオルソを選択される方は増えています。
当院の矯正治療について
当院では、矯正専門医がお子さまや親御さんとしっかり連携をとり、治療開始前からアフターフォローまでを丁寧に行います。
矯正治療は、矯正器具が外れたら終わりではありません。
そこから「後戻り」がないようなケアや口内トラブルを予防するための処置は引き続き必要になります。
根気強く取り組む必要も出てきますが、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。